専攻案内

化学環境学専攻を志望する皆様へ

化学を通じて豊かな環境社会を実現する

化学環境学専攻の紹介

 化学環境学専攻は、「化学」を通じて自然環境と調和の取れた豊かな人間社会を醸成していくことを目指しています。そのために、地球上の限られた資源やエネルギーを有効に、高度に活用できる研究者や技術者を養成します。21世紀の豊かな人間社会を実現するためには、より効率のよい生産プロセスを開発することや、資源の再利用を常に考えていかなくてはなりません。また、環境における物質循環機構を深く理解し、環境に対する負荷が少ない循環システムを構築することも大切です。私たちの専攻はこのような基本理念に基づいて組織されていますので、化学の知識をベースにして、環境・資源・エネルギー・生命・反応・材料・プロセスなど、化学と環境に関わるさまざまな最新の知識と技術を学ぶことが出来ます。

専攻概要 沿革

 化学環境学専攻の前身である化学環境工学専攻は、環境間題に与える化学的因子について工学的な立場から解析し、生産活動がより豊かな環境を作り出すための具体的方策並びに技術の確立を目指す化学環境工学の体系化を目的として昭和49年4月に基幹1、協力5講座で発足し、理工学研究科に属しました。

 発足2年目の昭和50年4月より総合理工学研究科の新設に伴い1基幹講座が新設され、長津田キャンパスにはG1棟の完成と共に昭和52年夏に移転しました。この後、設立以来23年を経た平成10年度には総合理工学研究科を「創造大学院」化する一環として、「化学環境学専攻」として生まれ変わりました。

 この時基幹講座は小講座制から大講座制に移行して二つの基幹講座「環境解析構築講座」・「環境プロセス化学講座」に再編され、外部連携教員や環境理工学創造専攻とも連携を保って学内外と学際的に教育・研究を行う環境が整えられました。また改組に伴って従来の修士・博士(工学)の学位に加えて修士・博士(理学)の学位を取得できる専攻となっています。

 平成14年度には新しく資源化学研究所に新設された部門が環境材料講座(協力講座)として加わり、現在の構成(2基幹講座、7協力講座、1併任講座)に至っています。

 最近では京都議定書締結にも見られるとおり、ものを作ることで高度成長を続けて来た先進工業国、人口問題を抱える発展途上国双方とも、限られた地球の資源・環境と調和しなければ人類の未来はないことを知って久しく、省エネルギー型、リサイクル型産業社会を目指した問題解決のための科学・技術の確立が急務となっています。

 改組、独立行政法人化を機に本専攻は、学内はもとより全国の化学環境研究・教育の中核としてこれまでつちかった学術的基盤を強めると共に、新しい環境保全型資源リサイクル社会を想定して教育・研究に取り組んでいます。

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